「運ゲー」Hearthstone における「運」について

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 先日Mech Mageのガイド記事をしっかり読んでから、かなり勝率が上がった。現在ランク6で、ひとまずの目標であるランク5は無事達成できそう。

 いくつかガイドに従って今までとは違うプレイングをするようになったが、この辺りは一人でプレイしているだけでは絶対に変わらなかったと思う。カードゲーム経験者でもない限り、誰の力も借りずに上手くなるというのは限界があるんだと実感した。それと、WarlockやDragon Priestに負けても、相性が悪いのだからと割り切ることが出来て、イライラしなくなったも大きいと思う。

 というわけで、運について、ちょっとおもしろい記事を発見した。

2個のサイコロを投げて争う「クラップス」や、ルーレットなど、偶然に左右されるゲームで賭けをする時、実は「賭けをする行為」そのものによって、自分の勝算が変わってしまいます。2回続けて賭けに勝った人が次も勝つ確率は57%ですが、2回続けて負けた人が次に勝つ確率はたったの40%です。なぜでしょうか? 2014年に発表されたある研究によると、人はこうした場合、自分の勝率が平均値に戻るのではないかと不安に襲われます。つまり、1度賭けに勝つと、次の勝負では負ける可能性が高いと感じるので、勝ちが続いている間は、より手堅い賭け方を選ぶことで、リスクを下げようとするのです。

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 面白かったのは太字の部分。普通に考えれば、前回の結果とその次の勝負は無関係なのに、精神状態に左右されて行動が変化し、次の勝負に影響が出てしまう。

 これに似た話が、pokerにおけるティルト(tilt)である。ティルトとは「プレイヤーが合理的な判断ができなくなり、感情にかられた行動をとるようになってしまった状態」を指す。ティルトには、先述した運の記事のように賭金を取り戻そうとより倍率の高い(=勝ち目の薄い)勝負に出てしまうアグレッシブなティルトと、あまりに内気で臆病になり、勝負どころでも踏み切る勇気が出ないパッシブなティルトがあり、後者のティルトの方がより厄介ということだ。

いずれにせよ、ラダーのような連戦において平常心を保つことは重要だろう。私を含め、カッカしやすいと自覚している皆さんは、負けが続いてる時は運ゲーじゃねえかと悪態をつく前にティルトに陥っていないかを疑って、少しゲームから離れてみましょう…

 

運についての記事

www.lifehacker.jp

tiltの解説の引用元

ja.pokerstrategy.com